真性包茎の手術の工程を見てみよう
真性包茎の手術の流れとしては、最初に非常に狭くなっている包皮輪を完全に除去するところから始めます。
その後は亀頭を露出させた上で、余分な皮を除去していきます。
締め付けを残したまま手術を終えた場合には、手術が終わっても勃起する度に強く締め付けられてしまったり、陰茎に食い込んで細い状態になるなどのデメリットが生じることになります。
狭さが残ると、術後には亀頭の裏側が大きく腫れる原因にもつながります。
包皮輪の狭さを完全になくすためには、繊細なデザインが必要となるでしょう。
そのため経験豊富な専門医に手術を担当してもらう必要があります。
包皮の内側と亀頭がくっついて一体化する癒着を起こしている場合には、亀頭と包皮の内側を薄く剥がしながら形を作っていかなければなりません。
治療跡が気になる人もいるかもしれませんが、亀頭の真下のしわに隠れるように仕上げることができるので、手術が気づかれることはないでしょう。
真性包茎を放置するのは危険です
万が一真性包茎を放置していた場合には、常に亀頭がジメジメしてカスが溜まって悪臭の原因となったり、無理に包皮を剥くことで痛みが生じる、あかぎれのように包皮輪が切れるなどのようなことが挙げられます。
また亀頭が常に守られているので早漏にもなりやすいと言えるでしょう。
人間の体でも亀頭は特に敏感な部分であり、真性包茎の場合には亀頭が外に露出できないので、敏感な部分に触れられると一瞬にして射精に至るケースも多く見られます。
真性包茎手術を受けて狭い包皮輪が取り除かれた上で、亀頭が外の刺激に慣れた場合には早漏も改善されることでしょう。
手術をするとしばらくは不便な生活を強いられるのではないかと思う人もいるかもしれませんが、日帰りで手術が行われ、基本的に抜糸までは通院も不要です。
手術当日からシャワーを浴びることもでき、仕事は重労働以外は支障はありません。
なによりもコンプレックスが解消されて、自信を持てるようになる人が多くみられます。
まとめ
実は日本人の8割は包茎であると言われています。
その包茎の中でも一番重度であるものが真性包茎だということです。
クリニックに行くのが恥ずかしいと思う人もいるかもしれませんが、多くの男性が悩んでいることであり、自分だけと深く悩む必要もありません。
コンプレックスや不便さを感じているのであれば、クリニックで相談してみるとよいでしょう。
特に見た目のコンプレックスが強い人や、性行為や日常生活に支障が出ている場合には、手術を検討した方が良いと言えます。