真性包茎の治療法

背面切開術は健康保険適用が魅力です

真性包茎は包皮が被っていて、亀頭が露出しない状態です。
垢が出る包皮や粘膜を洗うことが難しく、衛生状態が悪くなりがちです。
そのため真性包茎の患者は悪臭やかゆみが発生しやすく、ガンの罹患率が上がるという報告もあります。
恥ずかしがらずに可能なかぎり早く治療したほうがいいでしょう。
その治療法は保険適用のものと自費診療のものがあります。
保険適用の治療法が背面切開術です。この方法はまず、背面の先端付近の皮膚にメスを入れます。
これで先端部分が伸びるようになるため、亀頭を露出できるようになります。
引き下げて露出できることを確認したあとで傷口を縫って手術完了です。
メスを使う治療ですからもちろん麻酔を注射します。縫合に使う糸は溶けるタイプを使用するのが一般的ですから、抜糸で通院する必要がありません。
ただしすぐに入浴するのは難しく、シャワーは3日後、湯船は1週間後を目安に許可されます。
手術と聞くと不安を感じる人が多いでしょうが、真性包茎は不自然で病気になりやすい状態です。
勇気を出して病院に行くのが賢明です。

環状切除術は自然な仕上がりがメリットです

真性包茎の背面切開術は医療保険適応ですから、低予算でできることが魅力です。
しかし亀頭が露出するようになるだけで、余分な包皮は余ったままになります。
普段はほとんど被った状態で過ごすことになりますから、不衛生になりやすく見た目もきれいではありません。
その問題をクリアするには、自費診療の環状切開術を選択するのが得策です。
この方法は、包皮を少し切開して亀頭を露出したあと、環状に剥ぎ取ります。
この剥ぎ取る部分は放っておけば余るものですから、これがなくなることで理想的な状態になります。
剥ぎ取ったあとは縫い合わせます。縫い合わせた部分がくびれの下にいって目立たなくなるように手術をします。
自分に自身が持てたほうが、精神衛生上健康といえます。
真性包茎手術を通してコンプレックスを克服したいならば、環状切開術がいいでしょう。
手術後に激しい運動をすると傷の治りが悪くなることがあります。
何度も通院する事態にならないように、安静にするのが肝心です。

まとめ

真性包茎の治療法には背面切開術と環状切開術があります。
背面切開術は健康保険が適用されることが魅力ですが、亀頭が露出せず包皮が余ることがデメリットです。
このデメリットをクリアするのが環状切開術です。
背面切開術だと余る包皮を環状に剥ぎ取り、理想的な姿を実現します。
ただし健康保険適用外で、自費診療となります。
2つの治療法のメリットとデメリットを理解して、自分に合った治療を選択するといいでしょう。
もちろん真性包茎は病気のリスクが増大しますから、早急な対策が必要です。

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