真性包茎になる原因

生まれたときの性質が一番の原因

「真性包茎」は、包皮と呼ばれる皮がペニスの先端部分にあたる亀頭を覆ったままくっついて、平常時や勃起時に関わらず、十分に剥けない状態を指します。
無理に手を使って剥こうとすると痛みを生じますし、皮の内側に垢が溜まりやすくなって亀頭炎や包皮炎、性感染症のリスクを高めたり、正常な性行為が出来なったりする問題が起こりやすくなります。
ですので治療が必要になるケースが多いのですが、そもそもなぜ真性包茎になってしまうのかというと、それは生まれつきの性質によるものが多いと言われています。
包茎というのは真性包茎に限らず、皮から亀頭が出る部分にあたる「包皮口」が狭いことが原因で起こるものであり、それは生まれつきの性質によるものです。
普通は、成長とともに自然に亀頭が露出したり、皮が簡単に剥ける状態になるのですが、真性包茎の場合は包皮口が狭いためにそれが出来ないままの状態になってしまうということです。

生まれたときの処置や炎症が原因になる場合もある

真性包茎の原因は、包皮口が狭いという生まれつきの性質によることが多いのですが、生まれてすぐに亀頭を露出させる処置をしないとなりやすいとも言われています。
赤ちゃんの頃は誰でも真性包茎の状態にあるのですが、生まれたときに皮を一度剥いてあげると、真性包茎になりにくいとされているのです。
また、生まれつきの性質以外にも、亀頭炎や包皮炎を何度か繰り返すことで亀頭と包皮がくっついてしまい、真性包茎になってしまうというケースもあります。
特に、仮性包茎(包皮が簡単に剥ける包茎)の場合は、通常時に皮が被った状態になっているため、不衛生で炎症を起こしやすくなって、それが原因で亀頭と包皮がくっついて真性包茎に近い状態になることもあります。
ですので仮性包茎の場合でも、深刻な症状ではないから大丈夫というわけではなく、衛生状態が悪いと真性包茎になってしまうケースもあるということに注意しておくべきでしょう。

まとめ

真性包茎になる一番の原因は、生まれつきの性質によるものであり、もともと包皮口が狭い(亀頭が露出しにくい)ために起こると考えられています。
そして、生まれてすぐに亀頭を露出させる処置をしないと真性包茎になりやすいとも言われています。
さらに先天的な原因以外にも、亀頭や包皮が炎症を繰り返すことでそれらがお互いにくっついて真性包茎に近い状態になることもあり、仮性包茎でもそれが起こることもあるため注意が必要です。

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